ニンテンドー3DS Wiki
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テンプレート:コンピュータゲームキャッスルヴァニア ロード オブ シャドウ 宿命の魔鏡』(キャッスルヴァニア ロード オブ シャドウ さだめのまきょう、英題: Castlevania: Lords of Shadow – Mirror of Fate)は、日本国内では2013年3月20日にコナミデジタルエンタテインメントから発売されたニンテンドー3DS用ソフトのアクションゲーム。

PS3とXbox 360にて『キャッスルヴァニア ロード オブ シャドウ 宿命の魔鏡 HDエディション』(キャッスルヴァニア ロード オブ シャドウ さだめのまきょう エイチディーエディション)が日本国内では2013年12月4日に配信された。 購入特典として『悪魔城ドラキュラ ロード オブ シャドウ2』の体験版がダウンロード可能になる。

概要[]

悪魔城ドラキュラ』シリーズ初となるニンテンドー3DS専用タイトルで、2010年にリリースされた『キャッスルヴァニア ロード オブ シャドウ』の25年後を描いた続編にあたる。グラフィックは3Dで作られているが前作とは違いゲーム進行は横視点がメインで、探索型の要素も取り入れた従来の2Dスクロール型アクションとなっている。開発は引き続きMercurySteamが担当。前作と異なり英語音声のみであり日本語吹き替えは無い。

「新生」を名乗った前作の流れを汲んでいるため、過去の作品年表や設定とは関連の無い再構築された世界観となっているが、内容は前作よりも旧来の悪魔城シリーズを意識した作りとなっており、過去作品の『悪魔城伝説』や『悪魔城ドラキュラ黙示録』のオマージュとして、道中の亡骸から入手できる書物の内容に「グラント・ダナスティ」の名があったり、シモンをサポートする精霊として『黙示録』の主人公の一人であるラインハルトの父「ミハエル・ゲルハルト・シュナイダー」が登場するなどの要素がある。また、「トレバー・ベルモンド」は欧米版におけるラルフ・C・ベルモンド(『悪魔城伝説』の主人公)の名前であり、日本版でこの名前となったのは初である。

開発に当たって、映画『エクスカリバー』の影響を受けたとされている(トレバー・ベルモンドがブーメランを手にするシーンなど)。

本作は、ゲーム雑誌「ファミ通」のクロスレビューにて、7・8・8・8の31点でシルバー殿堂入りした。また、発売時にはヴァンパイアカフェで期間限定のコラボメニューが行われ、プレゼント特典などもあった。

スペイン、バルセロナで開催されたGamelab2013にて最優秀音楽賞・最優秀家庭用ゲーム賞を受賞した。

ストーリー[]

かつて燈光教団の騎士であったガブリエル・ベルモンドは、今までの戦いが燈光教団の創設者の欲望が原因だった事を知り、自分を騙していた燈光教団に復讐する為、ドラキュラと名乗って宣戦布告をする。燈光教団は若き騎士、トレバー・ベルモンドをドラキュラ討伐に向かわせる。それが悲劇的な宿命とは知らずに……。トレバーは生後間もなく、母の元から離され 燈光教団によって密かに育てられた、そしてマリーはその事実を誰にも明かすこと亡くなり、ガブリエルは自分の息子の存在を知ることはなかった。その後ガブリエルによって忌まわしきロードオブシャドウ等は葬られたが、かつての予言通り彼は闇へと誘われ、ドラキュラとなった。そして彼は、山にそびえ立つ巨大な城塞を巣窟にして教団と人類を相手に戦いを繰り広げている。持って生まれた一族の血筋を知る由もなくトレバーは成人となり、自分の息子をこの世に迎えた。

そして月日は流れ…ここから始まる物語は トレバーの息子シモンによって解き明かされる父の雄姿、そしてベルモンド一族の悲劇的な宿命…

登場人物[]

本作のボイスは全て英語音声のみとなっている。

トレバー・ベルモンド - CV:リチャード・マッデン
燈光教団により幼くして母の元を離れ、父の目が届かない所で燈光教団の長老達に戦士として育てられた。トレバーは母マリーを殺した元凶として亡き母の敵、そして一族の宿敵であるドラキュラを憎んでおり、妻のサイファと息子のシモンを残して一族の恥を拭うため、仇を取るために討伐に向かう。そして父と対峙し死闘の末に彼は、魔鏡を通して父が母を殺した、吸血鬼と成り果て教団に敵対する原因を目にし真実を知る。「ヴァンパイアキラー」の模造品であるバトルクロスは彼のみが扱う事ができる。旧作のラルフ・C・ベルモンドに相当する人物。
シモン・ベルモンド - CV:アレック・ニューマン
幼い頃に両親を失ったトレバー・ベルモンドの息子。父はドラキュラ討伐に向かったまま帰らぬ人となり、母も村を襲撃したドラキュラの魔物達からシモンを守り、亡き人となった。全てを失い一人になった彼はワラキアのバーバリアンに引き取られ育てられた。大人になったシモンは両親と一族の恨みを晴らすべくドラキュラ討伐に赴く。ドラキュラ城で彼は、父を知る人物に会い幾度も危機を救われる。また本人に自覚はないが、彼の行動は常に母サイファの精神と愛によって守られている。なお、敵として登場するナイト・ウォッチマンもアレック・ニューマンが同様に声を担当している。
アルカード - CV:リチャード・マッデン
ドラキュラの居城で30年ぶりに目覚めた謎のヴァンパイア。長い眠りから目覚めた彼の肉体にはもはや苦しみも悲しみも無く、自分を今の姿にした者への強烈な復讐心のみを抱き元凶の元に向かう。暗黒の鞭、ダークペインを操りシモンの前に現れる。正体はガブリエルに敗れたトレバー・ベルモンドがガブリエルの手によって吸血鬼となった姿。シモンと協力しドラキュラと対決する。結果は未遂に終わり、シモンに「魔鏡で創られたペンダントを持っている限り行動が縛られてしまう」と手放すよう忠告する。シモンに何者なのかと聞かれた彼は何も答えずその場を後にした。再び魔鏡のある広場へ向かい、父がカーミラ戦で使用した「ヴァンパイアキラー」の先端を回収し崩壊する城から脱出する。
ガブリエル・ベルモンド(ドラキュラ) - CV:ロバート・カーライル
燈光教団に復讐を誓う吸血鬼。過去に世界を滅ぼす強大な悪魔の力の半分と吸血鬼の血を飲んだ事で、今は強力なドラキュラとして世を支配している。息子を自分の目の届かない所へ隠し通した挙句、結果として親子同士で戦わせるように仕向けた教団へ襲撃を行う。
サイファ・ベルモンド - CV:シャーロット・エマーソン
トレバー・ベルモンドの妻にして、シモン・ベルモンドの母親。ドラキュラが大軍勢を引き連れ教団の本拠地を襲撃し、それからシモンを逃がし命を落とす。旧姓はヴェルナンデス
ロストソウル - CV:ミカエル・マロニー
トレバー・ベルモンドの前に現れた謎の存在で、トレバーの戦いから30年後のシモンの前にも表れている。先に進むべき道や運命は決めれているような言動や行動を見せる。その正体は魔鏡の意志そのものであり、シモンとアルカードがドラキュラを退けた後、シモンに魔鏡のペンダントを返すように行動し、アルカードの説得もあってシモンもロストソウルの指示通りに返した。
燈光教団の長老 - CV:ブライアン・プロゼロー
教団の長で、ガブリエルが世界の脅威になる事、トレバーと彼の血族が世界の最後の希望になる事を魔鏡のペンダントが示したため、トレバーを父親の目の届かない所へ隠すためにマリーから引き離した。
ネクロマンサー - CV:エイドリアン・シラー
ゾベックの部下のネクロマンサー。バトルクロスを主人のために探し求めている。自分の魂が解放されるという約束を受け、必死にバトルクロスを手に入れようとしている。
サキュバス - CV:エレノア・ホエール
外見は女性だが、実際は冥界から来た官能的で魅惑的なモンスター。新しい主人に認められることを望んでいる。彼女の幻想的な世界は、男の欲望から創られており、戦士を魅了し、骨抜きにした上で城主に献上する。
デーモンロード(復活したデーモンロード) - CV:リチャード・ライディングス
数年前にガブリエルによって倒され魔女達の手によって復活した怪物。影の次元に戻る前に宿敵の子孫を抹殺することを誓うが、その子孫に敗れトイメーカーの手によって異形の怪物として再び復活する。自ら怒りを抑え今は主人であるトイメーカーの実験の為に魂を集めまわっている。
トイメーカー
かつてはガンドルフィの最も優秀な弟子だった。何世紀もの間ヴァルター・ベルンハルトによる恐ろしい呪いに縛られている。その呪いが解けない限り彼は永久に死と破壊をもたらす恐ろしい道具を創り続けねばならない。アルカードが使用するダークペインは彼が作成した物。

主なスタッフ[]

  • プロデューサー: Dave cox
  • ディレクター&ライター: Enric alvarez・Jose luis marquez
  • ミュージック: Oscar araujo
  • キャラクターデザイン & イラストレーション: Jose luis vaello
  • リードプログラマー: Jose dario halle

外部リンク[]

テンプレート:悪魔城ドラキュラ

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